まずはセキュリティというものの発展について歴史的な観点から見ていきましょう。
米国において1850年代、西部開拓の歴史の中で、アラン・ビンカートンがシカゴに設立したのが始まりです。
当初は探偵業であったが、程なく鉄道の警備を始め、これが警備業の始まりと言われています。
日本では治安水準が高く、水と安全はタダの意識が高く独立した産業として成立したのは比較的遅く、昭和37年に日本で初めて警備会社ができました。
最初は、認知度もひくかったが、東京オリンピック選手村の警備成功などで衆目を集め、今に至るまで様々な分野で活躍しています。
社会生活が便利になる一方、その変化に伴った新たなリスクが発生しています。
そのため、企業経営や家庭生活などの様々な場面で不安を身近に感じることが多くなってきました。
そうした社会環境に対応するように、セキュリティという言葉も、銀行の現金輸送や要人のボディガード、そして最近では企業のセキュリティや個人宅のホームセキュリティなど、様々な時代の背景に合わせて多様化していきます。
近年のインターネット環境の整備に伴い、企業だけでなく個人のパソコンの普及率が非常に高くなってきています。
その一方、特定の企業あるいは組織イントラネット内のパソコンを標的とした「標的型攻撃」により、個人情報等の機密情報が漏洩するなどの被害が深刻化しています。
アナログの時代であろうと、デジタルの時代であろうと、情報の重要性は変わりません。
個人的な嗜好や趣味だけでなく、銀行口座や暗証番号などの重要な情報も盗まれるという被害が続出しています。
その重要な情報も人や企業によって様々です。
企業の持つノウハウであったり、顧客名簿であったり、発売前の新製品であったり...。
これらの情報が外部に漏れる、または、流出することは非常に大きな損失です。
これからは情報のセキュリティがさらに注目されていくでしょう。